重複コンテンツに関する考察
重複コンテンツのペナルティに振り回される日々なので、自分なりにどうして重複コンテンツがあると順位が下がるか考えてみた。
Googleの公式見解
Googleは重複コンテンツについて以下のように公開しています。
“サイトに重複するコンテンツが存在しても、偽装や検索エンジンの結果を操作する意図がうかがえない限り、そのサイトに対する処置の理由にはなりません。
重複するコンテンツが問題となるサイトで、上記のアドバイスが反映されていない場合、Google の検索結果に表示するコンテンツのバージョンは Google が選択します。”
要するに単に重複コンテンツがあるだけでは意図が見えない限り順位は下げないよと。。。
でも実際にペナルティを受けて1000位以内にもいないサイトがあります。
偽装や検索エンジンの結果を操作する意図とは?
”偽装や検索エンジンの結果を操作する意図”とはなんだろうと考えた時、SEOが思いつくのではないでしょうか?
ん?でも、Googleはサイト全体のテーマなどを見てるはずでは?
ではなぜ”意図”が伺えるとダメなのか?
私が考えているのは、図2(※図はSEOというワードで上位表示を狙った場合の例を掲載)のような感じで、SEOというワードが入ったページが大量に生成された結果、過剰SEOととられるためであると考えています。(図は突っ込まないでねw)
図1.通常SEO
図2.重複コンテンツによる過剰SEO
従って、図2が理由であるとするとキーワードを下層から抜いちゃえばペナルティは解消されるんじゃないかと思っています。
まぁ、でもそんなことしたら、ペナルティは解消できたけど上位表示は難しいと思いますがw
クロスドメイン間の重複コンテンツ、コピーコンテンツ
別ドメイン間の重複コンテンツですが、コピーコンテンツとの兼ね合いもあって若干取り扱いが違うように思います。もちろん他の人のサイトをコピペでパクってくるのは論外で、ペナルティ云々ではありません。
問題なのは運営者が同じ場合です。
クライアントが大量のサテライトサイトを運営しており、突然全サイトが圏外へという事例が1ヶ月前くらいに起こりました。
調査したところ2ページだけ同じコンテンツが全てのサテライトに存在していました。
そのクライアントは私に相談する前に再審査リクエストに出していたらしいのですが、『品質に関するガイドライン』に違反しているという返答が返ってきていました。
その後、その2ページを削除、もしくはコンテンツを入れ替えたりしてもらったところ2日程度で全ての順位が戻ったという事例があります。
ここで感じたのが、重複コンテンツには特にキーワードも含まれておらず、同ドメイン内のペナルティ対象として考えられるキーワードが入っているページが複製、生成される場合とは明らかに違うということでした。
外部リンクとの関連性
リンクの貼る速度、リンクを貼るページが外部リンクの構築で言われますが、これも重複コンテンツの発生と関係しているかもしれません。
トップページにリンクを一気に大量に貼った場合、トップページから下層ページへ評価が流れた結果、サイト全体の評価が高まりGoogleがちゃんと重複コンテンツを処理するはずだったページが処理する前に評価が上がったため、インデックスされてしまい、結果重複コンテンツとして悪さをするのではないかな~と(単なるカンですがw)
まとめ
まぁ、ペナルティを受けるから対策するというわけではなくて、”普通”に作っていれば重複コンテンツペナルティなんて考えずに済むのですが、やっぱり人間は楽なほうがいいので、悪意は無くても文章を使いまわしたりしちゃうんですよね。これからは質が求められるので、質の高いコンテツを供給できるようにしましょう。